第2回 Aボタンの正しい使い方

シューティングにおける「Aボタン」とは基本的に一番左にあるボタンのことで
コレを押すことで最も基本的な攻撃であるノーマルショットを撃つことができます。
・・・という説明だけでもよかったのですが最近のシューティングにおいてはあと2〜3点、
覚えていておきたいことがありますのでここで紹介しておきます。



・基本は「押しっぱなし」

シューティングというとかつては(それこそ1980年代初頭の頃の話です)ボタンを1回押せば弾が1発だけ出る。
というものが主流で、連射するにはひたすらボタンを連打する必要がありました。
そのためボタンを連打する能力、いわゆる連射力の高い人がよりシューティングがうまいプレーヤーとされ、
かつて16連射で有名になった高橋名人はそれこそすべてのシューターがあこがれ、尊敬する存在でした。

この影響が強かったせいか、ショットボタンであるAボタンを必死に連打している方が現在もおりますが
現在はほぼ全てのゲームにおいてセミオート方式(ボタンを1回押せばショットが何発も自動で連射されること)
を採用しており、必死に連打する必要はありません
。ポン、ポン、ポン、とリズミカルに押すだけでOKです。
また、ショットボタンを押しっぱなしにすることで通常のショットよりも格段に威力の高い攻撃が出せる
ようになっているゲームも多いため(ケイブ製のゲームがその代表)、むしろ押しっぱなしでもOKなくらいです。



・押しっぱなしのもう一つの利点

また、この「押しっぱなし」にはもう一つ利点があり、自機と呼ばれるプレーヤーキャラの移動速度を
意図的に遅くすることができます。こう書くと何だかデメリットのように聞こえますが、
敵弾の非常に多い「弾幕系」が主流となっている現在のシューティングにおいては移動スピードが早すぎると
弾幕の中で精密な動作ができず、かえって危険な状態になります。
その場合はむしろ移動スピードが遅いほうが有利というわけです。

基本的には通常のショット1発で倒せるような耐久力の低い「ザコ」と呼ばれる敵が群れを成して現れる場面では
ショット連打、大型で耐久力が高い敵には押しっぱなしを使えばうまく切り抜けることができるようになっています。
うまく使い分けてみましょう。

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